2019.08.24 21:20寄留者であるアジア人のひとりとして親愛なる竜さん与論の夏はまだ続いていますか?僕はこの夏の間、アムステルダム・バルセロナ・ルーマニア・ロンドンと仕事で飛び回っていましたが、ある都市ではとっくに夏が終わっている一方、イタリアに戻ると史上例を見ないほどの熱波と、体を気温の変化に合わせるが大変でした。そんなミラノもいよいよ秋の気配を感じるようになって、少しさみしくなったりもして...
2019.07.27 09:00移動と拠点。uttieさんへこちらは例年より随分と遅れていた梅雨明けをようやく迎え、連日真夏日となっています。前回イタリアへ旅したのはたしか6月頃でしたが、真夏のミラノはいったいどんな空気なのだろうと思いを馳せています。先日、バルセロナからの書簡をいただいてから約1ヶ月。その間、20名近くのゲストが島を訪ねてきてくれました。その中でも、今回初めてお会...
2019.06.28 20:12バルセロナのリアル親愛なる竜さん「移動にまつわる体感」共感をもって読みました。僕は先月オランダに出張したときに、空港を降り立った時点で自分が財布を忘れてきたことに気がつきました。その瞬間「しまったなー。」と思うと同時に「財布なしでも国境を越えてしまうのだな。」と思ったのですが、結局のところ二泊三日の旅の間、一度も困ることがありませんでした。空港から目的地ま...
2019.06.15 22:50移動にまつわる体感Dear Uttie,先週、1週間の出張から戻り、ようやく日常生活が戻ってきました。今回は東京での合宿(東京の会社の行事で、東京に合宿にするという少々違和感のある行為)でした。顔を合わせるのは毎日朝礼で(ディスプレイ越しですが)挨拶している面々。それぞれのメンバーが普段活動している拠点も何度となく訪れている場所でもあるため、それぞれのお土...
2019.05.24 13:29異邦人として親愛なる竜さん1週間ほど前から日本入りしました。イタリアから愛する母国である日本に戻ってきたときに感じる、異邦人としての「きづき」の感覚をとても大切にしています。たとえば、成田空港に降りたった時に感じる過剰とも言える人員配置やサービスに驚かされます。例を挙げると、パスポートコントロールのカウンター前には、必ず係員が立っていて「日本国籍の方...
2019.05.08 12:4015年前の今日uttieさんへGW明けの日本は、10連休と令和騒動が重なってか、少々疲れ気味の方が多いようです。そして、時代の風に後押しされたような新しい動きが多く感じられます。と、この流れのまま、新元号や古典の話を展開してゆけば自然なのですが、各種メディアで取り上げられていて、個人的にも食傷気味でありますので別の話題にします。ここ数週間、Webサーバ...
2019.04.17 00:14幸せとは何か?Dear Tatsu元気ですか?最近、久しぶりにミラノの建築探訪をしました。かつてあったミラノ見本市場(メッセ)の跡地160,000平米という広大な敷地が、Citylife Milanoという巨大プロジェクトによって再開発され、歴史的なミラノ風景が一変されました。このプロジェクトを手掛けたのは、世界が誇る3人の建築家、ザハ ハディッド、磯...
2019.03.24 12:23Positive SociologyUttieさんへ昨年末12月に、東京で2回目となる縁下村塾(非戦経営実践講座)のオープンセミナーを開催したのですが、そこで久しぶりに再会した大切な友人が、ボランティアとして実行委員を務めているというご縁で「shiawase3.0」というシンポジウム@武蔵野大学有明キャンパスに行ってきました。プログラムは結構充実していて、基調講演から学会、...
2019.03.15 10:59人が心を動かす時親愛なる竜さんこうして、あらためて往復書簡としての文書をしたためると少し照れてしまい、また肩に力が入ってしまいそうになりますが、日頃思っていることを文章にすることはとても大切ですね。ブログは長い独り言ですが、対話というかたちは、さらに豊かな広がりを見せてくれるのではと期待しています。そして、結局のところ、書かれたものだけが後に残るのだと感...
2019.03.04 05:372019年2月、スタンフォードDear Uttie,もう「古くからの」と言ってもいいくらい、旧来からの大切な友人であり、リスペクトするパートナーでもあるUttieさんへ。最初の書簡は、この企画を始めるきっかけとなった、サンノゼへの旅から始めようと思います。バズワードとなりつつある「デザイン思考」の発信地、CA、スタンフォード大学のdスクールのツアーでのこと。その日はな...